ビタミンCがお肌に良いのは有名ですが、そのままではお肌に浸透しづらく酸化もしやすいので安定性も悪く、扱いづらい成分でもあります。
そこで開発されたのがビタミンC誘導体です。
ビタミンCに別の成分をくっつけて、肌に浸透しやすく安定性も良くなったビタミンC誘導体は、エイジングケアの救世主とも言えます。
ビタミンCにくっつけるものが違えば性質も変わり、違うビタミンC誘導体となります。
ですので、ビタミンC誘導体にはたくさん種類があるのですが、その中でもおすすめなのが「APPS」(アプレシエ)です。
APPSの特徴は?
ビタミンC誘導体は大きく分けると以下の3種類に分類されます。
- 水溶性
- 油溶性
- 両親媒性
水溶性は即効性があるけど浸透しづらい、油溶性は浸透するのに時間はかかるけど浸透力が高い、という性質があります。
APPS(アプレシエ)はこの両方の性質を兼ね備えた両親媒性です。
浸透性がアスコルビル酸グルコシド(昔からあるビタミンC誘導体)と比べて100倍
刺激が低く敏感肌の方でも使いやすい
イオン導入しなくても塗るだけで真皮層にまで届く
メラニンを抑制&還元
活性酸素を除去
皮脂を抑制する
コラーゲンの生成を促進する
原料の値段が高いので必然的に化粧品の値段も高い
酸化しやすい
安定性が悪く高濃度で化粧品に配合できない
なんといってもAPPSの最大のメリットは「真皮にまで届く」ということです!!
これが本当にとっても大切なことで、ビタミンCの美肌効果の恩恵を受けるにはとにかく肌の中に入ってもらわないと始まらないからです。
どんなにすぐれた成分でも、肌に入らなければ意味がないってことです!
特に60代ともなればその悩みはもはや肌表面だけでは語れません。
そのたるみもほうれい線もしみもしわもすべて真皮がカギとなります。
コラーゲンは真皮にあります。これが加齢や紫外線によってダメージを受けると右側の図のようなことが起こり、たるみやシワに繋がります。
コラーゲンを塗っても意味がない、と言われるのは、コラーゲンは分子が大きくて肌の中に入っていかないから。
大事なのはコラーゲンを生成する成分を真皮にまで届けることなんです!
美容皮膚科の医師がイオン導入を勧めるのはこのためで、よくクリニックでイオン導入に使われるのは安全だけど浸透しづらい水溶性の「リン酸型」。
APPSはこのリン酸型にパルミチン酸をくっつけたビタミンC誘導体です。
そんなに良い成分なのになぜみんなもっと使わないのか?
それは少し前述もしましたが、非常にデリケートな成分だからなんです。
市販の化粧品だと手元に届くころにはすでに酸化している、なんて言われています。
ですので、粉末から手作りを推奨されています。
‥粉末も酸化しますけどね?
で、防腐剤入れないと冷蔵保存でも1週間が限界。かなりめんどくさいですよね?
クリニックの調剤化粧品で処方してもらいましょう、なんてことも言われますが、そもそもクリニックの調剤化粧品も手作り‥。
処方してもらうのに1週間しか持ちません、じゃ話になりませんよね。
APPSの推奨濃度は?
APPSは非常に不安定なため、高濃度では配合出来ませんが、その効果を感じるには1~2%と言われています。
それしか入ってないんだー、と思うかもしれませんが、市販のもので1%ちゃんと入っているものってほとんどないと思われます。
たくさん入れるとすぐに酸化するので。
APPSの酸化を食い止める最強の相棒
じゃあやっぱりAPPSはすごい成分だけど使えないのね‥と思いますよね。
ところが!!
APPSにはあげまん女房的な成分が存在するんです!!
それが「フラーレン」です。
▼▼フラーレンについて詳しくは下記記事を参照してください▼▼
超強力な抗酸化力を持つフラーレンとAPPSの相性は抜群なんです!!
活性酸素には種類がありますが、フラーレンのすごいところはどんな活性酸素にも強い、ということです。
APPSの欠点を補い、その効果すら押し上げるフラーレンは最高の相棒と言えます。
APPSが使いたいならフラーレンが一緒に配合されていて、かつ推奨濃度がきちんと入っている美容液がおススメです。
>>APPSとフラーレン配合のドクターズコスメ「APP-Cフラセラム」
まとめ
APPSはエイジングサインの肌悩みにマルチにアプローチ出来る高機能ビタミンC誘導体。
安定性が悪いのがネックだけど、そのパワーは女性なら誰しも欲しいものばかり!
ビタミンCがすごいのは知っているけど、乾燥したり刺激が強くて使えない、という方にもおススメの成分です。
イマイチビタミンC誘導体の効果を今まで感じられなかったのは、ビタミンC誘導体のセレクトを間違えていたのかも?
たるみ毛穴、しみ、しわにお悩みなら一度APPSの美容液をお試しあれ♪
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